今回は株式会社 相模消毒の片桐が担当いたします。

打音検査というものをご存知でしょうか。
打音検査とは建物や車両などの検査法です。
表面をハンマーで軽く叩き、出た音の違いにより異常の有無を判断するものです。
トンネルでの検査で壁をハンマーで叩く作業員をニュース映像などで
御覧になった方も多いでしょう。
表面を見ただけでは分からない異常が打音検査で判明します。

この打音検査はシロアリの調査でも役立つことがあります。
私は調査点検では、

1:まずは【問診】で、お客様から建物の状況をよく聞き取ります。

2:次に【目視】で、建物全体をよく見ます。

3:そして【床下検査】で、全土台・床束を打音検査します。

私が一番大切にしている工具はハンマーです。
重すぎてもダメ、軽すぎてもダメ。
私の手になじんでいるハンマーは400グラム程度のものです。
このハンマーで検査を行い、打音により木の堅さや空洞があります。

調査点検は約30分で、報告書を発行します。

*画像は実際のシロアリ調査で床下の打音検査を行っているところです↓

 

さて、次に、施工実例をご紹介します。

相模原市中央区のA様宅は築25年。
畳屋さんから私に連絡があり、お客様宅に伺うと…
窓際には多量の羽アリが発生していました↓


また、畳・床板・土台・通し柱と広範囲に被害がありました。

畳はこんなにボロボロに↓


床板と土台は左右に1.5メートルほどの空洞が、
通し柱にはなんと3メートル以上の空洞ができていました。

被害が広がっていると、駆除と予防だけではなく、修復にも時間とお金がかかります。
そうならないためには、早期発見が一番です。
定期的なシロアリの点検をお勧めいたします。

点検はこのように床下をしっかりと調査します。

床下で、画像のような蟻道がみつかると

蟻道をたどって土を掘っていくとアリの巣が。

シロアリ被害は定期点検で防ぎましょう。

また、予防として薬剤を撒くのが効果的です。

住まいるのシロアリ調査・見積もりは無料です。
どうぞお気軽にご相談ください。

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